2022年に完成100周年を迎える横浜・三渓園にて開催された
「三溪園で過ごすお正月 ― 横浜市指定有形文化財 鶴翔閣公開」にて、
家元藤原素朝が玄関、楽室棟、客間棟、茶の間棟の床の間に

計8作品を生けました。
​お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

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    迎え花  
花材:
苔槇、蝋梅、ウィンターベリー、金柳

外部リンク

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鶴翔閣のお玄関の迎え花。
大胆な枝ぶりの苔槇を思い切り広い空間に伸びやかに生け、蝋梅を左側に、ウィンターベリーは右手前にまとめて生け、色を強調しました。そこに華やかに金柳をフワリと生け込んでいますが、写真では見にくいようです。器にも金継ぎが施されていて、繋がりを持たせました。これも写っていませんね。
蝋梅の香りを漂わせながら、お客様をお迎えしました。
鶴翔閣の中の「倉」前。ここは大好きな場です。
会期中には残念ながら雲竜梅は咲きませんでしたが、
そのまま展覧し、日に日に蕾がほころび、
芳しい香りで可愛らしい白い花が咲き誇りました。
花材:雲竜梅、椿
花材:苔槇
花材:苔柿、椿
鶴翔閣の楽室棟の床の間に。

左は古典花の三行体といい
一番の基本の型です。
苔のついた格の高い槇で生けました。
器は銅器で、波千鳥。
お軸は長野草風作で千鳥が描かれています。
右は苔のついた柿の枝。
とても根元は太いもの、どっしりとした部分から、
細く枝が伸びています。
その枝の動きに添わせるように左方向へ椿を一枝、
そして、立体感を出すように右側の前後にも椿を。
この苔柿は、一度増上寺でも生けたものです。
違う場に生けると全く趣きが変わります。
二度活かせてとても嬉しく思いました。
花材:
金キウイツル、大王松、葉牡丹、
宿根スイートピー
▲お玄関を上がったところにあったテーブル上が寂しかったので、元旦の朝に思いついて生けました。お正月には松!こちらは大王松をモダンスタイルに。葉牡丹の中心部の紫と、スイートピーの紫色を合わせてみました。金色に染められたキウイツルは自然のカーブが楽しく、生けながら、立体的に絡めて仕上げました。
▶︎後ろの白壁いっぱいに枝垂柳を伸び伸びと高く生けました。軽やかな蛇目松、「難を転ずる」南天、赤い実でお正月らしい取り合わせ。南天は葉の縁が真っ赤に色づいていて、何とも美しいものでした。
花材:
枝垂柳、蛇目松、南天、ウィンターベリー
”三渓園で過ごすお正月”