家元のよみもの Vol.28 秋のルーティンと新たな挑戦
- kajiinomiyagoryusn
- 10月2日
- 読了時間: 2分
いつになったら秋が訪れるのかしら、と思っていましたが、季節はちゃんと巡ってくるものですね。🍂
まだ日中の陽射しは強い日もありますが、しっかりと秋を感じる今日この頃です。
皆様、夏のお疲れがでていないでしょうか?
ご案じ申し上げます。
私も疲れを癒しながら一休みしたいところですが、10月は今年1番の忙しさ、次から次へとイベントが続きます。
初めてのことが多く、いつもより少しドキドキが強いですが、あー楽しかった!と思えるようなお仕事にしたいと思っています。
その中のいくつかをまたよみものでお話することになると思います。
実は9月末から京都入りし、三千院へ通う日々を送っています。
お寺の中は連日賑わっていて、海外のお客様が沢山観光にいらしています。
日中は人人人で混雑している三千院ですが、
私は開門前に到着して、先ずは仏様にお参りし、シンとしたお庭を眺め、心を落ち着かせます。
そして、よし!今日も頑張ろう!と作品制作に取り掛かるのです。
そうした数日間を経て迎えた本日、第13回梶井宮御流秋季華道展のスタートです。
各支部から代表者が集い、一同心を込めて生けあげました。
紅葉にはまだ少し早い大原ですが、清々しい風を感じながら、三千院を訪れ、当流の華展会場にもお運びいただけましたら嬉しゅうございます。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
そしてもう一つ、お知らせがあります。
今週日曜日から、いよいよ私がスタジオ装花しましたNHK短歌と俳句の放映がスタートします。
先ずは短歌から二週続きます。
ランダムではありますが半年間担当しますので、是非ご覧いただきたく、ご案内申し上げます。
今月のよみものは、すっかり宣伝になりました。
皆様、引き続き応援のほど、よろしくお願い申し上げます。
梶井宮御流
第二十一世家元
一松斎 藤原素朝