今年の節分は2月2日、みなさま豆まきしましたか?
私は昨日、新年会の福引でお豆をいただいたので、久しぶりに母と豆まきをして歳の数??のお豆を食べました。
今年一年、沢山の福が訪れてくれることでしょう!
昨日は家元本部教室の新年会でした。
コロナ禍でしばらく新年会を取りやめていましたが、昨年から再開し、横浜三溪園の鶴翔閣で開催しています。
今年は少し遅い2月の新年会となりました。
雪の予報がでており、前日はとても心配しました。
ですが当日は、参加予定の会員全員が集うことができ、遅ればせながら楽しいひとときを過ごすことができました。

今年はお免状を取得した方が多く、会員の皆さんの上達が心から嬉しく、家元として幸せな気持ちでいっぱいです。
それと同時に、皆さんに更にご精進いただく為にも、私自身が魅力ある花を生けなければならないと、心新たにした1日でもありました。
会員それぞれに、お花をお稽古することの目的や理由は違うと思います。
お花が純粋に好き、展覧会に出品することが好き、免許取得が趣味、お稽古をしている時間そのものが好き、等など・・・
どんな理由であれ、梶井宮御流、もしくは私とのご縁から当流のいけばなを学ぶことになり、はたまた先代からお稽古をしていて、それを継続して下さり今に至っていること、お花(植物)によって結ばれたご縁が、少しずつ広がってゆくこと、なんだかすごく素敵なことだなぁ、と実感しています。
そして華道が、いっときのような花嫁修行の一つであった時代のように、隆盛を誇る時代はもう来ないかもしれませんが、この日本の伝統文化である華道を若い世代にもっともっと興味をもってもらえるような活動をしていきたいと思っています。
今年前半、沢山のイベントが予定されており、
今週末は京都でのグループ展に参加します。
これからその京都で生ける花材と、お花屋さんで対面します!
どんな出会いがあるのか、この瞬間がいつも1番ドキドキします。
その花達が最高に輝く作品を、大好きな京都で生けたいと思います。
お近くの方や京都においでの際は、どうぞ京都文化博物館にお立ち寄り下さいませ。
お目もじを楽しみにしております。
梶井宮御流
第二十一世家元
一松斎 藤原素朝